東北・日本海側の旅4【前編】 奥羽本線・東能代→八郎潟→秋田

奥羽本線・東能代~秋田の鉄道旅と、秋田の歴史について、鉄道・観光・歴史に詳しくない方にも、わかりやすく解説してゆきます!

東能代駅(秋田県能代市)を出発

前回で、五能線ごのうせんを南下してきて、

  • 東能代駅ひがしのしろえき(秋田県能代市)

に到着しました。

東能代駅(秋田県能代市)

東能代駅(秋田県能代市)

東能代駅(秋田県能代市)

東能代駅(秋田県能代市)

スイッチバックで方向転換

東能代駅スイッチバック形式の駅のため、東能代駅から秋田方面へ向かうには、方向転換を行います。

また、快速リゾートしらかみ号であれば、一旦スイッチバックをするため、座席の向きが変わることになります。

すなわち、シートの前後を変えないと、後ろを向いたまま列車が進んでしまうことになります。
そのため、たとえ面倒であっても、できればシートの転換をすることが推奨となります。(※)

※というか、みんなやってますからね(^^;)
自分だけやらないわけにはいかないでしょう(^^;)。

スイッチバックとは?

ちなみにスイッチバックとは、いわば「」の形をした線路であり、一旦先頭から突っ込んで、バックするという線路の形です。

東能代駅では一旦、奥羽本線の大館おおだて方面へ向かう構造・形の線路になっています。
そのため、このように
突っ込む→バックする
という形になっているのです。

東能代駅が、スイッチバック構造になっている理由

ではなぜ東能代駅が、スイッチバックの形になっているのか。

それは歴史の様々な要因が関係してきますので、詳しくは以下の記事をご覧ください。

東北・日本海側の旅3【前編】 五能線の歴史を、わかりやすく解説!
五能線・五所川原~東能代の鉄道旅と、五能線の歴史・沿線の地理などを、初心者の方にも、わかりやすく解説してゆきます!今回から、本格的に五能線・日本海側の旅へ前回で津軽鉄道つがるてつどうの旅から戻ってきたので、今回は五所川原駅ごしょがわらえき(...

東能代駅から奥羽本線で南下し、秋田駅へ

ここから秋田駅までは、奥羽本線おううほんせんの区間を通ります。

ただし秋田駅に着くと、奥羽本線は東・内陸部の

  • 大曲おおまがり
  • 横手よこて

の方面へと逃げてゆきます。

そのため、秋田駅から先・日本海沿いを南下していくには、羽越本線うえつほんせんとなります。

奥羽本線とは?

ちなみに、奥羽本線は、

  • 福島
  • (ここから山形県
  • 米沢よねざわ
  • 山形
  • 新庄しんじょう
  • (ここから秋田県
  • 横手よこて
  • 大曲おおまがり※西へ曲がる
  • 秋田
  • 東能代ひがしのしろ※東へ曲がる
  • 大館おおだて
  • (ここから青森県
  • 弘前ひろさき
  • 新青森
  • 青森

というルートの路線です。
また、福島~新庄の区間は山形新幹線と、大曲~秋田の区間は秋田新幹線と被っています。

羽越本線とは?

また、羽越本線は、

  • 秋田
  • 羽後本荘うごほんじょう
  • 象潟きさかた
  • (ここから山形県
  • 酒田さかた
  • 余目あまるめ
  • 鶴岡つるおか
  • (ここから新潟県
  • 村上むらかみ
  • 新発田しばた
  • 新津にいつ

というルートの路線です。

それぞれ、いわゆる「旧国名」に由来する路線名

奥羽おううとは、以下の旧国名に由来するものです。

  • むつのくに:福島県・宮城県・岩手県・青森県
  • 出羽国でわのくに:山形県・秋田県

羽越うえつとは、以下の旧国名に由来するものです。

  • 出羽国でわのくに
  • 越後国えちごのくに:新潟県

参考までに、

  • 出羽国でわのくに:現代の秋田県、山形県
  • 越後国えちごのくに:現代の新潟県

になります。あわせて覚えておくとよいでしょう。

「国」とは?

ちなみに「くに」とは奈良時代の律令制におけるエリア分けで、現代でいう都道府県に該当します。

ただし、出羽国秋田県・山形県の2県にまたがるように、「国」と「都道府県」が必ずしも一対一で対応するわけではありませんので、注意しましょう。

奥羽本線 東能代→秋田へ

「干拓」によってできた、八郎潟

奥羽本線をひたすら南下していくと、やがて八郎潟はちろうがたの東側を通ってゆきます。

八郎潟はちろうがたは、ヨーロッパ・オランダにヒントを得て、干拓かんたくによって出来た土地です。

そもそも、「干拓」とは?

干拓かんたくとは、元々あった湖や沼などを、堤防などを築くことによって水をわざと干上ひあがらせて、水を無くさせて陸地を作ることです。
その新たにできた陸地に田んぼ・畑などを耕して広げ、米などの農産物の収穫をたくさん増やすことを目的としています。

戦後に干拓された八郎潟は大きな陸地となり、たくさんの米などを栽培して採れるようになりました。

オランダも、干拓によってできた国

ちなみにヨーロッパの国・オランダは、干拓によってできた土地になります。
そのため、オランダには風車がたくさんあります。
風車を回すことで、底にある水をかき集めて排水し(水を逃がし)、水が干上がって陸地ができるという仕組みになっています。

オランダに「~ダム(堤防)」という地名が多い理由

ちなみに、オランダに「~ダム(堤防)」という地名が多いのは、まさにオランダが干拓によって出来た土地であることを示しています。

千葉県の印旛沼いんばぬまも、干拓によって出来た土地です。

男鹿線との分岐駅「追分駅」

八郎潟はちろうがたをさらに南下すると、男鹿線おがせんとの分岐駅である、追分駅おいわけえきに到着します。

「追分(おいわけ)」とは?

ここで追分おいわけとは、昔の言葉で「分かれ道」という意味になります。
その他、「交差点」のことは昔の言葉で「つじ」といいます。
そして、全国他の地域には「追分」という地名や駅がたくさんあります。

例えば、北海道の「追分駅」については以下の記事をご覧ください。

鉄道唱歌 北海道編 北の巻第14番 栗山・由仁を過ぎ、追分駅より夕張方面へ
鉄道唱歌 北海道編の歌詞を、わかりやすく解説してゆきます!室蘭本線・栗山・由仁・夕張川・追分の地理などを、やさしく解説してゆきます!↓まずは原文から!再ふたたびもどる室蘭むろらん線せん栗山くりやま由仁ゆにの農場のうじょうを過すぐれば來きたる...

長野県信濃追分駅しなのおいわけえきについては、以下の記事をご覧ください。

鉄道唱歌 北陸編 第22番 浅間山の麓を西へ進む 北国街道への分かれ道「信濃追分」
鉄道唱歌 北陸編の歌詞を、わかりやすく解説しています!鉄道の知識のみならず、歴史や旅行を楽しむためのノウハウを、鉄道に詳しくない人でも楽しめるよう解説してゆきます!

男鹿半島と「なまはげ」

男鹿線おがせんは、秋田県の北西にのびる男鹿半島おがはんとうを走る路線です。
男鹿半島では「なまはげ」が 有名です。

なまはげ」はちょっと怖いキャラクターといった感じですが、例えば怠けたりサボったりする悪い子たちを成敗する神様です。

悪い子を戒める存在「なまはげ」

なまはげは「悪い子はいねがー(悪い子はいないか)」といって、怠けたりサボったりしようとする子供の前に現れて、成敗していくのです。
こうして子供たちはなまはげを恐れて、真面目に頑張るようになります。

男鹿おが地方の子どもは、

勉強をサボると、なまはげが来るぞ~

といって教育されるのだそうです。
まぁ、子どもにとっては普通に怖いですよね。

秋田駅(秋田市)に到着

追分駅からさらに南下すると、土崎駅を経て、やがて秋田駅に到着します。

秋田駅(秋田県秋田市)

秋田駅(秋田県秋田市)

次回は、秋田の観光・歴史の話題へ

さて次回は、秋田の観光・歴史の話題について深掘りしてゆきましょう!!

今回はここまでです。

お疲れ様でした!

ちゅうい!おわりに

この記事は、「旅行初心者に教える」ことを目的として書いており、難しい表現や専門用語などは極力使用を避けて、噛み砕いて記述・説明することに努めております。そのため、内容については正確でない表現や、誤った内容になっている可能性があります。
もし内容の誤りに気付かれた方は、「お前は全然知識ないだろ!勉強不足だ!」みたいなマウントを取るような書き方ではなく、「~の部分が誤っているので、正しくは~ですよ」と優しい口調で誤りをコメント欄などでご指摘頂ければ嬉しく思います。再度こちらでも勉強し直し、また調べ直し、内容を修正致します。何卒ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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